コロナ禍での荷物発送。洗礼というべきか。

お久しぶりです!最後にブログを更新してから、もう5ヶ月程度が経過してしまいました…情けない。
せっかく作ったブログなので、小遣い稼ぎの為に ちょっとでも皆さんの役に立つ情報を発信する為にしっかり更新していきます!
最近の僕はといいますと、ついこないだ1学期が終了しました。まあ大変だったなあとは思いますが、ネガティブな思いは特にありません。1学期で最も苦労したのは、チームメイトを上手く動かすことでしたね。
チームで一つの成果物を作り上げる、という授業があるのですが、まあ主体性のある人達ばかりではないので…このあたりはまた別の機会に。
そしてついに夏が終わろうとしています。噂に聞いていた通り、バンクーバーの夏は総合的に見るとかなり快適です。一度、大学が閉鎖されるまでの熱波(40℃ぐらい!)が到来しましたが、それ以外はエアコン無しでも全く苦になりません。真夏にスーツ着て飛び込み営業やってた時を考えたら、まあちょれぇっすわ。
そんなこんなで本題です。今回は、カナダへの荷物発送について書きます。
概要は以下です。
・UPSという会社を利用
・送ったのは12kgダンボール×3箱(合計約36kg)
・大阪からバンクーバー(個人宅)に発送
・所要金額合計は約88,000円(発送費用、関税、再配達費用も込)
・所要日数は約11日
ちなみに、結構しんどかったです。めんどかったです。でも、なんとかなりました。笑
では以下詳細書いていきます!
コロナ禍での国際物流。今どうなってる?
海外への荷物発送で最もポピュラーなのが、日本郵政さんのEMSかと思います。これが、コロナの影響でうんともすんとも動いてないんですよね…仕方ありませんが(2021年8月29日現在)。
一時は船便のみ稼働していたのですが、今はそれすらも止まってしまっています。ちなみに、船便は荷物の到着までに最長3ヶ月程度を要し、破損や水没のリスクも一定あるみたいなので、個人的には選択肢に入れていませんでした。
稼働状況については、上記URLで確認できるので、気になる人はここをブックマークしておくと良いと思います。こちらのページには、関連ニュースが随時UPされるので、併せて定期的に確認することをおすすめします。
どこを使おうか…?運送会社選定
さて。いくら嘆けど、大本命・日本郵便様がお止まりになっているという事実は変わらないので、代わりの運送会社を探し始めました。今回比較したのは、以下3社。
・DHL
・FedEx
・UPS
もちろんヤマトさんや佐川さんについても一通り調べましたが、やはり個人が利用できる状態にはなってないようでした。
まずは料金の比較。私が荷物を発送したのは2021年4月15日なのですが、その時点では、この3社の中ではUPSが最安でした。ひとまずここで強調しておきたいのが、最安である、というだけです。笑 各社さんの料金計算ページURLを以下掲載しておきます。

↑FedExさん。ページ上部の「料金と配達所要時間」をクリックすると、入力フォームが出現します。
↑UPSさん。「パッケージ」「フレート」等、見慣れない言葉が並んでいます… 「税関申告価格」というのは、発送物の金銭的な価値のことなのですが、自分の服とかなので、そんなん知るかボケって感じですよね。詳細は後述します。

↑DHLさん。非常にシンプルな表ですが、本当なんでしょうか。笑 もっと詳しい料金体系を記載したPDFもWeb上に上がっていますが、情報が流動的である可能性が高いので、ここではリンクを載せないでおきます。
お気づきかも知れませんが、見にくい、使いにくい、わかりにくい、ですよね。笑 国をまたぐ物流は規制も多いと思うので一定仕方ないかも知れませんが、最初のハードルはこれですね。
この辺りの運送会社さんは、そもそも法人間の物流がメインビジネスである、というのも理由のひとつでしょう。
ここで注意すべきなのが、HPに掲載されている情報は不正確である可能性がある、ということです。たとえばFedExさんだと、料金の計算結果がプラン別に表示されるのですが、一番安いプランは実は動いてなかった、みたいなことがあり得るということです。
なので、実際に集荷を手配する前に、実際の料金や、稼働中のプランについてはしっかり確認しておいた方が良いでしょう。曖昧な点はガンガン電話してでも聞いてやりましょう。コールセンターはつながりにくいし、たらい回しにされるし、担当者さんは不親切(であることが多い)ですが、そんなことでめげてたらアカン。泣
集荷手配、ラベル作成
さあ、という訳でひとまずUPSちゃんにターゲットロックオンした訳です。アカウント作成を済ませると、集荷の手配を行います。
ネットから集荷をしようとすると、ラベルを印刷を求められます。しかし、前述の通り、法人間の物流をメインに取り扱っている為か、全ての内容物の品番とかそういうのを入力しないと前に進めません。僕はこの時点で3時間ぐらい格闘していたのですが、諦めて電話での集荷手配&手書きでのラベル作成に切り替えます。
今話した通り、UPSでは(おそらく他の会社さんでもそうだと思いますが)発送にあたって、箱の内容物全てをリスト化する必要があります。必要な項目は、品目・個数・単位あたりの金額・合計金額です。私が作成したものの画像を添付しておきます。

ご覧の通り、品目は「服」とかじゃだめなんですよね(めんどッ)。どこまで粒度を細かくするのが適切かは正直わからないんですが、とりあえずこれなら通りました。Priceというのは、内容物の金銭的な価値のことなのですが、よほど的外れでなければ、概ねの金額でいけるっぽいです。ブックオフで買い取ってもらうとしたらこれぐらいかな…?って思いながらつくりました。通関の際、これを基に税金が計算されるようです。
また、化粧品類は送れません。厳密に言うと送れないことはないみたいなのですが、送る場合は成分表のコピーを添付しないといけなかったりするみたいです。そんなもんできるわけないがな。
まあ危険物が含まれてないことを証明しないといけませんもんね。しょうがない。泣
ちなみに、海外発送にはちゃんと丈夫なダンボールを使ってくださいね。ここをケチると、大事な荷物が敢え無く爆散することになりますよ。

僕は上記の業者さんから購入しました!
集荷・発送
そんなこんなで集荷当日。前述の通り電話で手配したので、WEB上での変更もできません。一度逃すとまた手配し直すことになると思うので、注意です。
集荷のお兄さん(おじさん)は時間通りにやってきました。よくある送付状(ラベル)に加えて、インボイスというものを記入しなければなりません。といっても、先述の明細を添付するだけなんですけどね。参考画像を以下に掲載します。
ひとつ注意しなければならないのが、ラベル真ん中あたりにある「サービスの種類」という欄(赤と青のとこ)です。最も安い選択肢は”EXPEDITED”というやつ(見えにくいですが、赤い四角で囲ってます)なのですが、何も言わないとおそらく赤のうちどれかになります。料金が高くなるってことですね。資金に余裕があれば上のレベルも試して良いかも知れませんが、個人的には安く済ませたかったので。高いプランにすると、日時指定とかができたはずです。最安のものだとできないんですよね…


梱包、ラベル作成の後は、料金を支払います。3箱で67,000円ぐらいでしたね。取り扱いは現金のみ、おそらくお釣りもきちんと用意されていないので、できればきっちりの金額で準備しておきましょう。
ここで運ちゃんから衝撃の一言。
「コピー、いけます?」(この通りのセリフです)
幸い家にはコピー機能のついたプリンタがあったのですが、なかったらどうしてたんだろう…。もしかしたら、メモ帳等、何かしら記録可能なものを用意しておいた方が良いかも知れません。そこはかとない不安。
やっとの思いで発送完了。しばらくすると、UPSのHPから随時荷物のトラッキングができるようになります。
カナダ到着!しかし…
発送完了から約4日、通関が完了し、無事に日本を出国し、かわいい荷物達がカナダの地に降り立ちます。僕の場合はパートナーのSayoが先にカナダに着いていたので、その住所に向けて発送しました。

運良く再配達無しで受け取れればよかったんですが、そんなラッキーは起こらず、やむなく再配達の手続きを行います。不在通知は以下の画像のような感じです。再配達の手続きはWEB上でできますが、料金がかかります。この時は15ドルぐらいでした。関税もWEB上で支払うことができます。以下の画像では”C.O.D.”(Cash On Delivery)と記載されています。

当然、受け取れる日時を指定した訳なのですが、3日程経過した後に追跡画面を見ると、その日時指定を無視して3日連続で再配達され続けているということが発覚。そして不在通知をよく見ると、WEB上で支払を済ませたはずの関税も記載されているではありませんか。そして更に怖いのは、トラッキング画面上で表示されている金額と、不在通知上の金額が微妙に異なっていること。What the fu** is going on?
荷物を受け取ってもらえないことが続くと、日本に帰ってしまう可能性もある(エグい)ので、これは一大事です。肝を冷やしながらUPSのコールセンターに電話します。コールセンターはトロント時間で動いている(バンクーバー+3時間)ので、営業時間には注意です。
どうなっとんじゃ!と電話をすると、「確かに再配達の手続きはされてますね。関税の支払も確認できています」と、飄々とした返事。どうやら、営業所の人間はシステムのデータを完全無視しているようです。頼むからちゃんと仕事してくれ。
その電話上で再度配達のスケジュール調整を実施。ほんとに届くのかな。。。
戦いの終結
届きました!!!!
発送から約11日。

配達に来た人から「COD払ってる?」と聞かれたので、「払ってますよデータ見ろアホ!」と答えると、「あっそ」みたいな感じで去っていきました。金額が異なっていた原因は不明のままなのですが、もしかしたら、差額を自分のポケットマネーにしようとしてたんじゃないか…と感じています。おーこわ。
荷物が届いただけでこんなに嬉しかったのは初めてです。これがカナダ人の幸福度が高い所以なのかも知れませんね(白目)。未だに街中でUPSのトラックを見かけると、宿敵に出くわしたような気分になります。でもUPSのトラックってかっこいいよね。黒ずくめでSWATみたい。
まとめ
まあ何はともあれ到着したので一件落着。漏れなく書いたつもりではありますが、随時リライトしていきます。コメントとかTwitterでも、質問頂けたら可能な範囲でお答えします!
最後に注意ポイントを再度まとめておきましょう。
・HPは使いにくい、料金体系はわかりにくい
・曖昧なところは怖がらずに電話で聞く(怖いけど)
・箱の中身は品目・金額・個数を記載した明細にまとめなければならない
・発送時の料金プランに注意
・料金は現金で、できるだけお釣りのないように準備しておく
・発送時は、メモ等を準備して、記録ができるようにしておく
・営業所はWEB上のデータを見ていないので、違和感を覚えたら怖がらずに電話する(怖いけど)
・コールセンターの営業時間はトロント時間
・めげない、泣かない
最後までお読み頂きありがとうございました!次回はカナダでの寝具選びについて書こうかなと思ってます。
それではまた!
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