大学生に戻って就活するなら「小規模なWEBマーケティング会社」を選ぶ

大学生に戻って就活するなら「小規模なWEBマーケティング会社」を選ぶ

はじめに

私は、過去3回の転職を経験し、4社での勤務を経験しました。
社会人になってから4年ぐらいは、我ながら本当にフラフラしていたなあと思います。笑
私は運良く素敵な会社に出会って人生が良い方向に変わった感覚があるので、就職・転職について悩んでいる方の助けになれば良いなと思い、この記事を書いています。
私にとってWEBマーケティングとの出会いは、留学を決意するきっかけでもありました。

この記事を読めば、

・WEBマーケティング会社で働くってどんな感じ?
・小規模な会社で働くってどんな感じ?
・WEBマーケティングという分野の魅力は?
・どうやってWEBマーケティングに出会ったの?

これらのことについて、大まかな感覚を掴んで頂けると思います。

なぜWEBマーケティングか?

まず初めに断っておかないといけないのは、
私はWEBマーケティングのプロと言えるような人間ではありません。
WEBマーケティングに携わったのはたかだか2年です。
そのため、熟練WEBマーケターの方からすると見苦しいような記述もあるかも知れませんが、そこはご容赦下さい。汗
しかし、これからもずっと勉強は続けたいと思うぐらいには、魅力的な分野だと思います。その理由について書いていきます!

WEBマーケティングを学ぶメリットは、大きく2つあると考えています。
①非常に汎用性が高く、副業収入につなげやすい
②自分や周囲の人を守ることにつながる

非常に汎用性が高く、副業収入につなげやすい

副業の重要性が叫ばれて久しいですが、副業とインターネットは密接に関連していると言えます。インターネット無しに副業は不可能と言っても過言ではないでしょう。

WEB製作者でも、デザイナーでも、絵師でも、もっと言ってしまえば、大工さん等、パソコンを使わない職業でも同じことが言えるのではないでしょうか。

「クラウドワークスとか使えば、別にWEBの知識はいらないんじゃないの?」という声もあるかも知れません。
しかし、WEBマーケティングに携わると「どういう文言を使えばクリックしてもらいやすいか」という感覚が少しつかめます。
つまり、ネット経由で営業をするにしても、他者との差別化が図れるというわけです。

そして、クラウドワークスのようなプラットフォームを使うと、かならず手数料が徴収されます。しかし、もし自前でホームページを作って、WEB広告から流入させることができたら、そのような手数料はゼロにできます。(難易度はちょっと高いと思いますが)

私の周りにも、自前でサイトを作って副収入を得ている方は複数います。WEBマーケティングに出会うまでは、「副業収入なんてうまい話あるかよ…」と感じている節がありましたが、この分野に出会ってからは、それが極めて現実性を帯び、「自分も頑張ればできるかも…?」という気になりました。

自分や周囲の人を守ることにつながる

これは、悪意のある広告を見分けることができる、という意味です。

大前提、広告は世の中に必要なものだと思います。しかし、WEB広告は出稿のハードルが比較的低い為、悪意のある広告が一定数存在します。
例を挙げると、必要以上に個人のコンプレックスを刺激するものの、中身があまり伴わない、というようなものです。
このような広告をきちんと見分けることにより、自分が少し賢く生きられるのももちろんですが、自分の大事な人が悪意あるマーケティングの餌食になってしまうのを防ぐこともできます。

私達が生活する中で、広告を目にする回数は1日に数千回と言われています。広告の知識をつけることは、自分と身近な人の身を守ることにもつながるんです。

なぜ小規模か?

次に、「なぜ小規模な会社か?」ということについてお話しします。

もちろん、小規模といってもいい意味です。
ここではそのメリットを3つ紹介します。

①社長・役員・部長・他部署との距離が近い
②任せてもらえる業務の範囲が広い
③成長過程における「風」を感じられる

社長・役員・部長・他部署との距離が近い

これは、よく言われることですね。デメリットに感じる人もいるかも知れません。しかし個人的には、とてつもないメリットでした。

社長の提案を目の前で見させてもらったこともありました。
役員の方とクライアント社長の議論に参加させてもらった(居ただけ?)こともありました。
大事なプレゼンの前に、2週間ほど部長につきっきりで指導してもらったこともありました。

冒頭で、私は4社での勤務経験があると書きましたが、初めの3社は比較的大きな企業で、上記のようなことは一度も経験できませんでした。
視座の高い人達の近くで仕事ができるというのは、ものすごい財産です。

また、部署間の距離も近く、エンジニア部長から直々に技術関連のことを教えてもらうこともありました。

任せてもらえる業務の範囲が広い

これは、言い換えると、様々なスキルが身につきやすい、ということです。
どんなスキルが身についたか、以下詳細をお話しします。

まずは、Excel・スプレッドシートのスキルです。
これはどちらかというと、「小規模な会社だから」ではなく、「WEBマーケティングだから」に近いのですが、膨大な量の数字を扱う為、これが鍛えられます。

お恥ずかしい話、WEBマーケティング企業に入る前は、

「コピーのショートカットキーって、Ctrl + Cで合ってたっけ…?」

ぐらいのレベルだったのですが、2年が経つ頃には、

案件の売上管理を半自動化する為の巨大なスプレッドシートをイチから作るぐらいにはなってました。

また、営業担当ではあったものの、

HTML・CSSの編集
新規ドメインの取得・サーバーの設定
タグマネージャの操作・管理
SEO対策(Google検索順位を上げるやつ)
Photoshop・illustratorを使った素材修正

このあたりを経験させてもらうことができました。もちろん「携わった」程度なので、どれも専門的なレベルとは言えませんが、「情報がどこに置いてあるか」はわかります。

大規模な会社では、もっと分業が進んでいるので、ここまで色んなことはさせてもらえないんじゃないかな、、と思います。

今、留学に向けてプログラミング言語を少しずつ学んでいますが、ここで挙げたスキルは大きく役立っている実感があります。

成長過程における「風」を感じられる

直近所属していたWEBマーケティング企業は、入社時の社員数は30人程度だったのですが、2年が経過した頃には人数は倍になり、上場を果たしました。

自分が所属している会社がメディアに取り上げられる回数が増えたり、ホームページがグレードアップしたり、会社の成長を肌で感じられる機会が多かったのは、とても有意義なことでした。

色んな業界の人が入社し、社会からの見られ方も刻々と変わっていく中で、「自分もこの速度に置いていかれないようにしないと」という気持ちになります。

他責思考が強かった私の、当事者意識を育ててくれた環境でした。

どうやってWEBマーケティングと出会ったか

色々と書いてきましたが、私はこれらのメリットを全て理解してWEBマーケティング会社を選んだ訳ではありません。割と偶然です。
やってみて、結果的に好きになることができたといえます。

「マーケティングってなんかかっこよさそうだなー」

ぐらいの感覚で、面談(面接ではない)にふらっと行きました。
確か、Greenさんというサイトを経由してのことだったと記憶しています。

今思えば、あんなにフラフラしていた私をよく拾ってくれたなあと思います。笑
1社目での仕事があまり自分の肌に合っていなかったこともあってか、当時の私には「仕事は辛くてつまらないだけのもの」という感覚が刷り込まれていたように思います。

そのため、入社後しばらくは周りの人に多くの迷惑をかけました。
そこでたまたま、自分の主体性を目覚めさせてくれる上司に出会い、IT分野に魅力を感じ始め、IT留学を決意するに至ったという流れです。
(IT留学について、詳しくはこちら)

まとめ

WEBマーケティングには他にも色々な魅力があるとは思いますが、ここでは私が感じた代表的なものについていくつか紹介させて頂きました。

端的にまとめると、こちらの記事では、
・WEBマーケティングの知識は、非常に汎用性が高い
・小規模な会社で働くことによって、幅広いスキルが身に付く可能性がある

ということをお伝えしました。

少しでも、キャリアに迷っている方の助けになることができれば嬉しいです。

今、オンラインビジネススクールを受講中なのですが、次回はそれについてご紹介しようと思います!

それではまた!